相続手続きに必要な戸籍謄本取り寄せについて!
2016/8/1更新

え? 銀行預金などの相続手続きに必要な戸籍謄本等は1つや2つじゃないってどういうこと?

そう思われるかもしれません。


それではまず、あなたが今回予定している相続の手続きは何ですか?

銀行の預金?

保険金?

不動産 (土地又は家屋)?

株?

自動車?

遺産分割調停?

1つでもチェックがあったあなた。

相続人全員はもちろんのこと、亡くなった方(被相続人)の出生から死亡までのすべての戸籍謄本等が必要となります。


『 そんなこと、わかってるよ〜』

って思っていませんか?




ざっと、こんな感じです。


『 えっ〜!!! 何これ?』

『 戸籍って、1つにその人のすべてが書かれているんじゃないの?』

そんな声が聞こえてきそうですね。

そうなんです。あなたも含めて、人の戸籍というのは1つや2つではないんです。


でもこれは、ある昭和初期生まれの方の出生から死亡までの戸籍謄本等の例なのです。

え?

どういうこと?

つまり、亡くなった方が大正時代や明治時代生まれであったり、

よく転勤や転籍していたり、再婚や養子縁組がからんでいた人だと、

存在する戸籍の数が、さらにもっと多くなるというわけです。


そうなんです。

必要な書類として、どれを見てもそう書かれてますね。

そこでカン違いしてしまいがちなのが、被相続人の戸籍は1つか2つあれば良いと思ってしまうことなんです。

そして、多くの方は 「被相続人の戸籍謄本又は除籍謄本を1つか2つ取得するだけ」 と思っているかもしれません。

でも、それは大きな間違いです。

ここで大事なポイントは、相続の手続きに必要な書類として、

「出生から死亡まで連続した(繋がった)もの」、というように書かれていることなのです。

それでは、ここでもう一度、あなたが集めなければならない亡くなった方(被相続人)の戸籍謄本等を見ていただきます。

今度は、出生から死亡までの連続した(繋がった)ものとは、どういったものなのかがわかると思います。


どうですか?

あなたが、これからそろえなければならない亡くなった方の戸籍謄本等が、はっきり見えてきましたか?

つまり、必要な戸籍謄本等は1つや2つではないんです。

カンのいい人は気づいたかもしれませんね。

何か、変わったことに気づきませんか?

「 原戸籍とは、どこにも書かれてないのに・・・ 」

そう!

必要な書類として、ほとんどの場合、

原戸籍 (正式名称は、改製原戸籍または改正原戸籍謄本) が必要とは、あまり書かれていないのです。

といっても、原戸籍は必ず必要なんですよ。 もちろん、除籍謄本も。

なぜならば、亡くなった方 (被相続人) の出生から死亡までの戸籍謄本等の中に、必ずいくつか存在するからです。

説明が丁寧な銀行等であれば、改製原戸籍又は改正原戸籍といった文字が必要な戸籍として出てると思います。

結局、原戸籍が1つでも足りないと、銀行などの相続手続き担当の方に、

戸籍が足りないので手続きできませんと言われますから。


そんな声が聞こえてきそうですね。

当然と言えば、当然ですね。

『 手続きに必要な戸籍なんて1つか2つでしょ 』 と思っている相続人の方がどれだけ多いことか。

ここでさーっとですが、人の一生の戸籍がたくさん存在する理由をお伝えします!

まず、1つの理由は、明治31年、大正4年、昭和24年、平成6年に、

それぞれ戸籍の様式の変更があったからなんです。

つまり、役所によって若干の実施時期のずれはありますが、戸籍の様式の作り替えをした結果、

古い様式の戸籍と、新しい様式の戸籍がそれぞれできていったわけです。

この古い様式の方の戸籍が改製原戸籍と名付けられて、戸籍謄本とは区別されています。

次にもう1つの理由は、明治〜昭和初期にかけて、隠居・家督相続や兄弟などによる分家が行われた結果、

それぞれ古い戸籍と新しい戸籍ができたというわけなんです。

さらに、亡くなった方の生涯において、婚姻や転籍すればその数だけ、また新しく戸籍が作られているんです。

そうすると、明治や大正、昭和初期生れの方の戸籍って、だいたいどれだけ存在するのかわかりますよね。

実は、あなたが思っていた以上に、たくさん存在するのです。


多くの方は、『 戸籍って1ヶ所の役所ですべて取得できるんじゃない? 』 と思っているかもしれません。

でも、それは大きな間違いです。

なぜなら、戸籍謄本等は、それぞれ本籍のある役所でしか取得できないからです。

例えば、住所は東京都○○区○町・・だけど、本籍は愛知県□□市・・ということはよくあることですね。

で、この場合、その時の戸籍って本籍のある愛知県□□市役所でしか取得できないわけです。

『 その時の戸籍って?』

って思いましたか?

そうです!

そこが本当に重要なポイントなんです!

その時の戸籍とはこんな感じ。


ここで、本籍 不明 というのは、亡くなった方の過去の戸籍の内で、

あなたが本籍を把握していない という意味です。

どうでしょうか?

見えてきましたか?

どこの役所へ戸籍の取り寄せ書類を送って、何回位取り寄せが必要なのかが。

大事なことなので、もう一度言いますね。

戸籍は、本籍のある役所 (過去の戸籍謄本等については、過去に本籍のあった役所) でしか取り寄せできません。

つまり、本籍が愛知県□□市の戸籍は、愛知県□□市役所からしか取り寄せすることができないのです。


では、亡くなった方の古い戸籍謄本等で、本籍が不明の戸籍はどうするのか?

これも重要ですね。

本籍が不明の戸籍は、上の例の方で言えば、

死亡時の本籍の愛知県□□市から取り寄せた戸籍の内容から、1つ前の本籍を読み取り、

その本籍 (つまり、上の例の方で言うと、本籍 東京都・・・) の役所から、取り寄せすることになるのです。


では、本籍が不明の戸籍が、一体いくつあるのかわからない場合、どうなると思いますか?

そうです。 

出生時(生まれた時)の戸籍にたどり着くまで、何回でも取り寄せしなければならないというわけです。

ちなみに私の経験上、12回も戸籍謄本等を取り寄せした末、

やっと出生時の戸籍までたどり着いた方もいたんですよ。









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